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小さなお子様へのレッスンで気を付けている事

小さな子どもはとても感受性豊かで、何でも吸収できる力があります。

心理学を学び、実際にカウンセリングも現在行っておりますが

小さな子どもというのは、とても素直で何でも取り込んでしまう故に成長も早く、しかし良くないことまでも吸収してしまうとよく感じます。

私の生徒様には10歳以下のお子様も多いのですが、とても大事にしていることの一つが

「私の言葉もこの子の感受性に大きな影響を与える」ということを自覚しながらレッスンをする事です。

否定的な言葉ではなく、前向きに温かくどうやってリードしていけるか? を常に考えています。

小さな頃に受けた理不尽な言葉は、時として大人になってもその子の心に悪影響を及ぼし続けます。

なので大人になってから「小さな頃に通ってたピアノの先生が厳しくて、なんかピアノが苦手になっちゃったんだよね」なんて事にならないように。「先生が怖い人で、あれから自信なくしちゃったんだよね」なんて事にならないように。

どんなに小さくても意外と分かっていて、

自我では忘れるかもしれなくても、大人から言われた言葉が潜在的に心に残り続けるかもしれない。

たまにレッスンに生徒様の弟や妹さんも一緒に連れてこられる事がありますが、その小さなお子様に対しても「私の言葉をこの子は分かっている」と思いながら温かく話かけるようにしています。

考えすぎと言われるかもしれませんけどね、どの生徒様も可愛い我が子みたいに感じてしまうのです。

しかし私も人間なのでご機嫌斜めな日も勿論あります。

けれどそれは私の問題であって、今レッスンを受けている子に何の関係もない。

だからそれはそれとして、生徒様が楽しくレッスンを受けられるように言葉と態度を毎回気を付けています。

私の言葉が、繊細で美しい子どもの心に、少しでも優しい影響を残せるように。